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2歳男児が深夜の路上で“迷子”に “連携プレー”で保護した男女2人に感謝状 福岡・春日市

暮らし

2022/11/29 16:20

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11月9日深夜に福岡県春日市の路上で迷子になっていた2歳の男の子を保護した男女2人に、29日、警察が感謝状を贈りました。

春日警察署で感謝状を贈られたのは、フィリピン人のツノダ・メリー・ジェーン・マリアーノさん(49)と消防士の石田裕哉さん(19)です。

ふたりが感謝状を贈られた理由はー

◆記者リポート
「ここが現場ということですけど車も通ってますし、歩道もすごく狭くて危ないです」

11月9日の午前1時ごろ。

マリアーノさんが春日市下白水北の道路を車で走っていると、深夜にもかかわらず路上を1人で歩いている2歳の男の子を見つけ、とっさに声をかけました。

◆マリアーノさん
「どうしたの?迷子になったの?お母さんは?って聞いて」

すると男の子は泣きながらマリアーノさんに駆け寄ってきたと言います。

◆マリアーノさん
「(男の子が)ちょっと冷たかったから、車から毛布を出して子供に巻いて、ずっと抱っこしていました」

男の子は母親が目を離した隙に家を出て迷子になり、300メートルほど離れた路上まで歩いてきたのでした。
携帯電話を持っていなかったマリアーノさんは、たまたま通りかかった石田さんに通報を依頼。

男の子は無事警察に保護され、母親の元に送り届けられました。

◆マリアーノさん
「本当に良かったです。元気でケガとか何もなくて」

その功績をたたえるため感謝状を贈られたふたり。

◆マリアーノさん
「自分にとって当たり前のことをしただけなんですよね。うれしいです」

◆石田さん
「子供はもちろんひとりで親もいない状況だったので助けたいなという気持ちでした」

ふたりの行動に警察は「子供を事件・事故から守った適切・迅速な対応に感謝したい」と話していました。

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