バレンタイン最前線 “1万7000円”も即完売 “男性客が2割” 変化するチョコの祭典 【福岡発】
暮らし
2023/01/27 17:00
福岡のデパートがこぞって力を入れるバレンタイン商戦。
チョコレート売り場を取材すると、今年ならではの傾向が見えてきました。
▼川崎キャスター(26日)
「きょうは福岡市内の百貨店で開かれているチョコレートの祭典にやってきました。早くもバレンタイン商戦、始まっているんですね。すごくにぎわっています」
福岡市の天神にある岩田屋では、2月14日のバレンタインデーに向けたイベントが25日から始まっています。
世界9カ国から初出店の12ブランドを含む63店舗が大集合!
まさに世界のチョコの祭典です。
バイヤーの山本さんにオススメの商品を紹介してもらいます。
▼川崎キャスター
「どういうすごさがあるイベント?」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「年に一度、ここでしか出会えないチョコレート。これをお客様に提案する」
『ここでしか味わえない』チョコレートとはいったい-
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「こちらのショップでこざいます」
▼川崎キャスター
「かわいらしいですね」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「ニューヨークの有名な、著名なデザイナーとコラボした商品でございます」
「マリベル」はアメリカ・ニューヨークでセレブたちに愛される人気チョコレート。
岩田屋初出店の商品です。
今年のバレンタイン商戦を象徴する商品の一つだと言いますが…
▼川崎キャスター
「これ完売御礼と書いていますよ」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「25個入って1万7000円と高額な商品ですけど」
▼川崎キャスター
「1万7000円!」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「おかげさまで、こちらの商品は完売しておりまして」
▼川崎キャスター
「きのう1日で完売したんですか!」
25個入り1万7801円の商品が即完売しました。
▼川崎キャスター
「どういう方が今年は買っていますか?」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「自分へのご褒美的な客様が多くて、中にはマックス10万円とか」
ここ最近のトレンドは、好きな男性に贈るのではなく、『自分へのご褒美』として高額商品を買うこと。
その『ご褒美』にも厳しい値上げの波が押し寄せています。
▼川崎キャスター
「バレンタイン商戦の価格は?」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「前年に比べて1~2割、軒並み価格は上がっています」
原材料費の高騰や輸送コスト高、円安の影響などで価格が高騰。
それでも…
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「年に一度の自分へのお楽しみみたいな位置づけになっていると思います」
続いて紹介された人気のご褒美チョコは…
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「こちら、ティールでございます。カモのクッキーチョコレートとクッキーのセットとなっております」
お店のロゴ『カモ』がデザインされたこちらのチョコレートクッキー。
チョコレートとアイスクリームが看板商品という東京の人気店が、今回初めてイベントに登場しました。
そして今回、3年ぶりに復活したというのが-
▼川崎キャスター
「気づいたんですけど、イートインで食べてらっしゃる方もいますね」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「今回、3年ぶりにイートイン会場でお楽しみいただけるメニューもご用意しています」
その場でご褒美スイーツを楽しめるイートインスペースです。
この店では、自家製のチョコレートをジェラートにしたパフェをこのイベントのために用意しました。
▼川崎キャスター
「おいしいです。食レポ慣れていないですけど、いろんな味が混じり合っておいしいです」
さらに、女性のイベントと位置づけられてきたバレンタインに意外な変化も起きています。
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「男性もきのう1日だけで見ると2割程度。スイーツ催事では異例のことだと思います」
チョコの祭典を楽しむ男性が増えているというのです。
26日の取材中も、チョコを購入する男性の姿がありました。
▼60代男性
「自分用で買っています。食べたいものを買いにくる。(妻に)頼んで買ってきてもらっていたけど、自分で買いに行った方が早い」
▼30代男性
「自分と家族用に買いました。妻と子どもたちと一緒に食べようと思って。自分が食べるために口実として買っています」
バレンタインを自分のために楽しむというトレンドは、ほかのデパートでも-
▼リポーター
「今年は会場で楽しんでほしいと実演販売に力を入れていて、イートインの商品を充実させています」
博多阪急では、実演販売する店舗を増やし、ネットショッピングでは味わえないここだけのご褒美チョコを用意しています。
スペイン王室御用達の人気ブランド「カカオサンパカ」のチョコレートソフトクリーム。
九州地区では、博多阪急限定です。
一方、「アトリエ ドゥ ゴディバ」が手がけるマカロン。
自慢のチョコをサンドし、ほどよい甘さでまろやかな口溶けを楽しめます。
博多阪急の売り場には、九州地区初登場の店を含む国内外91ブランドの商品が並ぶなか、こんな限定商品も-
▼リポーター
「こちらでは、地元の企業とコラボしたチョコレートを販売しています」
福岡県朝倉市にある「篠崎酒造」のリキュールを使った大人向けのチョコが博多阪急限定で登場。
どのチョコを選ぶか、悩むことも楽しみの一つになっています。
▼来店客
「自分用を探しています。博多阪急限定とかのを」
▼来店客
「自分が食べたいので自分用にも買いました。義理チョコはないですね。本当のお友達しかあげてないです」
▼来店客
「缶がかわいいのが結構出てたので、缶狙いで」
Q.自分へのご褒美?
「もちろんそうです」
▼博多阪急 洋菓子担当 武田真吾マネージャー
「恋人への告白のギフトから、だんだんご自身で楽しまれる傾向がより強くなっていますので、ご自身で楽しんでいただける会場構成にしたり、スイーツに力をいれています」
2月訪れるバレンタインデー。
その位置づけは時代とともに変化しているようです。
(TNC報道ワイド「記者のチカラ」 2023年1月26日OAより)
チョコレート売り場を取材すると、今年ならではの傾向が見えてきました。
▼川崎キャスター(26日)
「きょうは福岡市内の百貨店で開かれているチョコレートの祭典にやってきました。早くもバレンタイン商戦、始まっているんですね。すごくにぎわっています」
福岡市の天神にある岩田屋では、2月14日のバレンタインデーに向けたイベントが25日から始まっています。
世界9カ国から初出店の12ブランドを含む63店舗が大集合!
まさに世界のチョコの祭典です。
バイヤーの山本さんにオススメの商品を紹介してもらいます。
▼川崎キャスター
「どういうすごさがあるイベント?」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「年に一度、ここでしか出会えないチョコレート。これをお客様に提案する」
『ここでしか味わえない』チョコレートとはいったい-
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「こちらのショップでこざいます」
▼川崎キャスター
「かわいらしいですね」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「ニューヨークの有名な、著名なデザイナーとコラボした商品でございます」
「マリベル」はアメリカ・ニューヨークでセレブたちに愛される人気チョコレート。
岩田屋初出店の商品です。
今年のバレンタイン商戦を象徴する商品の一つだと言いますが…
▼川崎キャスター
「これ完売御礼と書いていますよ」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「25個入って1万7000円と高額な商品ですけど」
▼川崎キャスター
「1万7000円!」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「おかげさまで、こちらの商品は完売しておりまして」
▼川崎キャスター
「きのう1日で完売したんですか!」
25個入り1万7801円の商品が即完売しました。
▼川崎キャスター
「どういう方が今年は買っていますか?」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「自分へのご褒美的な客様が多くて、中にはマックス10万円とか」
ここ最近のトレンドは、好きな男性に贈るのではなく、『自分へのご褒美』として高額商品を買うこと。
その『ご褒美』にも厳しい値上げの波が押し寄せています。
▼川崎キャスター
「バレンタイン商戦の価格は?」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「前年に比べて1~2割、軒並み価格は上がっています」
原材料費の高騰や輸送コスト高、円安の影響などで価格が高騰。
それでも…
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「年に一度の自分へのお楽しみみたいな位置づけになっていると思います」
続いて紹介された人気のご褒美チョコは…
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「こちら、ティールでございます。カモのクッキーチョコレートとクッキーのセットとなっております」
お店のロゴ『カモ』がデザインされたこちらのチョコレートクッキー。
チョコレートとアイスクリームが看板商品という東京の人気店が、今回初めてイベントに登場しました。
そして今回、3年ぶりに復活したというのが-
▼川崎キャスター
「気づいたんですけど、イートインで食べてらっしゃる方もいますね」
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「今回、3年ぶりにイートイン会場でお楽しみいただけるメニューもご用意しています」
その場でご褒美スイーツを楽しめるイートインスペースです。
この店では、自家製のチョコレートをジェラートにしたパフェをこのイベントのために用意しました。
▼川崎キャスター
「おいしいです。食レポ慣れていないですけど、いろんな味が混じり合っておいしいです」
さらに、女性のイベントと位置づけられてきたバレンタインに意外な変化も起きています。
▼岩田屋本店 和洋菓子担当 山本真也さん
「男性もきのう1日だけで見ると2割程度。スイーツ催事では異例のことだと思います」
チョコの祭典を楽しむ男性が増えているというのです。
26日の取材中も、チョコを購入する男性の姿がありました。
▼60代男性
「自分用で買っています。食べたいものを買いにくる。(妻に)頼んで買ってきてもらっていたけど、自分で買いに行った方が早い」
▼30代男性
「自分と家族用に買いました。妻と子どもたちと一緒に食べようと思って。自分が食べるために口実として買っています」
バレンタインを自分のために楽しむというトレンドは、ほかのデパートでも-
▼リポーター
「今年は会場で楽しんでほしいと実演販売に力を入れていて、イートインの商品を充実させています」
博多阪急では、実演販売する店舗を増やし、ネットショッピングでは味わえないここだけのご褒美チョコを用意しています。
スペイン王室御用達の人気ブランド「カカオサンパカ」のチョコレートソフトクリーム。
九州地区では、博多阪急限定です。
一方、「アトリエ ドゥ ゴディバ」が手がけるマカロン。
自慢のチョコをサンドし、ほどよい甘さでまろやかな口溶けを楽しめます。
博多阪急の売り場には、九州地区初登場の店を含む国内外91ブランドの商品が並ぶなか、こんな限定商品も-
▼リポーター
「こちらでは、地元の企業とコラボしたチョコレートを販売しています」
福岡県朝倉市にある「篠崎酒造」のリキュールを使った大人向けのチョコが博多阪急限定で登場。
どのチョコを選ぶか、悩むことも楽しみの一つになっています。
▼来店客
「自分用を探しています。博多阪急限定とかのを」
▼来店客
「自分が食べたいので自分用にも買いました。義理チョコはないですね。本当のお友達しかあげてないです」
▼来店客
「缶がかわいいのが結構出てたので、缶狙いで」
Q.自分へのご褒美?
「もちろんそうです」
▼博多阪急 洋菓子担当 武田真吾マネージャー
「恋人への告白のギフトから、だんだんご自身で楽しまれる傾向がより強くなっていますので、ご自身で楽しんでいただける会場構成にしたり、スイーツに力をいれています」
2月訪れるバレンタインデー。
その位置づけは時代とともに変化しているようです。
(TNC報道ワイド「記者のチカラ」 2023年1月26日OAより)
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