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春告げるシロウオ漁3年ぶり復活へ 市民たちが室見川で産卵場所づくり 漁獲量は2011年ピークに激減 福岡

暮らし

2025/02/17 14:25

福岡に春の訪れを告げる室見川のシロウオを再び増やそうと15日、市民などが川の整備を行いました。



福岡市の室見川に15日、漁業関係者や市民約120人が胴長靴にクワなどをもって集まりました。

目的はこれからの時期に川を遡上してくるシロウオの産卵場所を整備しようというものです。



室見川で親しまれてきたシロウオ。

川底の石の下に穴を掘って卵を産む習性があるため、参加した人たちは重い石をもちあげては川の流れの中に投入していきます。



Q.楽しい?
◆参加した子供
「うん」

Q.寒くない?
「寒くないです」



長年、この川で続けられてきたシロウオ漁ですが、漁獲量は2011年の250キロをピークにここ数年は激減し、2023年から2年連続で休漁を余儀なくされました。

しかし今年は久々に復活する予定で参加者の期待も高まります。

◆参加した大学生
「僕は初めて(シロウオを)食べた時に感動したので、その感動を小さい子たちにも感じて欲しいなと思うので、(シロウオは)できるだけいなくならないで欲しい 」

◆参加した中学生
「本当に食べてみたいです」

◆中学生の母親
「まずはたくさん卵を産んでもらう。その場を作ることが大事」

室見川の名物ともいえるシロウオ漁の復活ですが、関係者は決して楽観視していません。



Q.漁獲目標は?
◆室見川しろうお組合 小石原義彦組合長
「100キロ以上取れたら…40キロやら30キロならつまらん。私は取ってやりたいが、おらんけん取れない」

シロウオ復活へ向け15年前から産卵場所の整備プロジェクトを主導している九州産業大学の伊豫岡宏樹准教授は、シロウオを通し身近な環境に目を向けてほしいと話します。



◆九州産業大学 伊豫岡宏樹准教授
「みなさんがいい環境を求めることが、将来の博多湾なり福岡市を作っていく、そういう環境が大事だなとの思いを持ってもらうのが大事」

室見川の3年ぶりとなるシロウオ漁は2月25日から始まる予定です。
福岡に春の訪れを告げる室見川のシロウオを再び増やそうと15日、市民などが川の整備を行いました。
福岡市の室見川に15日、漁業関係者や市民約120人が胴長靴にクワなどをもって集まりました。

目的はこれからの時期に川を遡上してくるシロウオの産卵場所を整備しようというものです。
室見川で親しまれてきたシロウオ。

川底の石の下に穴を掘って卵を産む習性があるため、参加した人たちは重い石をもちあげては川の流れの中に投入していきます。
Q.楽しい?
◆参加した子供
「うん」

Q.寒くない?
「寒くないです」
長年、この川で続けられてきたシロウオ漁ですが、漁獲量は2011年の250キロをピークにここ数年は激減し、2023年から2年連続で休漁を余儀なくされました。

しかし今年は久々に復活する予定で参加者の期待も高まります。

◆参加した大学生
「僕は初めて(シロウオを)食べた時に感動したので、その感動を小さい子たちにも感じて欲しいなと思うので、(シロウオは)できるだけいなくならないで欲しい 」

◆参加した中学生
「本当に食べてみたいです」

◆中学生の母親
「まずはたくさん卵を産んでもらう。その場を作ることが大事」

室見川の名物ともいえるシロウオ漁の復活ですが、関係者は決して楽観視していません。
Q.漁獲目標は?
◆室見川しろうお組合 小石原義彦組合長
「100キロ以上取れたら…40キロやら30キロならつまらん。私は取ってやりたいが、おらんけん取れない」

シロウオ復活へ向け15年前から産卵場所の整備プロジェクトを主導している九州産業大学の伊豫岡宏樹准教授は、シロウオを通し身近な環境に目を向けてほしいと話します。
◆九州産業大学 伊豫岡宏樹准教授
「みなさんがいい環境を求めることが、将来の博多湾なり福岡市を作っていく、そういう環境が大事だなとの思いを持ってもらうのが大事」

室見川の3年ぶりとなるシロウオ漁は2月25日から始まる予定です。

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