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「大雪のおそれ」後は一転“かなりの高温”に…九州北部で23日ごろから 気温変動大きく この時期としては“10年に1度程度” 福岡

気象・災害

3時間前

九州北部地方では3月23日ごろからこの時期としてはかなりの高温になるおそれがあるとして気象台は17日、「早期天候情報」を出し、農作物の管理などに注意を呼びかけています。

17日に発表された「高温に関する早期天候情報」によりますと、山口県を含む九州北部地方の気温は向こう3日間程度は寒気の影響でかなり低くなりますが、その後は暖かい空気が流れ込みやすいため高い日が多く、かなり高い日もあると予想されています。

一方、18日から19日にかけては、福岡県内では強い寒気の影響で山地を中心に大雪となるおそれがあり、気象台は注意を呼びかけるとともに、福岡地方の沿岸海域と北九州地方の響灘では暴風に警戒を呼びかけています。

気象台は気温の変動が大きくなることから農作物の管理などに注意してほしいとしています。

「早期天候情報」は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性がいつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。

6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

「早期天候情報」は月曜日と木曜日の週2回発表されますが、「2週間気温予報」は毎日発表されるため、気象庁は、早期天候情報が発表されたら2週間気温予報を毎日確認することで、早期天候情報で発表された「かなり高い」「かなり低い」気温に関する見通しの変化を毎日チェックすることができるとしています。

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