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久留米大医療センターの病棟機能を再編・縮小 大学病院に機能統合「経営的に極めて厳しい状況」2027年度末までの3年間で 福岡

暮らし

7時間前

久留米大学が運営する福岡県久留米市の久留米大学医療センターの病棟機能が2027年度末までに再編・縮小され、久留米大学病院に機能統合される方針が明らかになりました。

大学が12日に発表しました。

久留米大学医療センターは1994年に旧厚生省から国立久留米病院の移譲を受けて誕生しました。久留米大学病院とは機能分化を図り、一般急性期の医療のほか回復期のリハビリテーションや慢性疾患の診療などを中心に行い、先進漢方治療センターやフットケア・下肢血管病センターなど特色あるセンターを設置しています。

病床数は250床となっています。

大学側によりますと近年は経営的に極めて厳しい状況が続き、今後も安定的に医療を提供し続けることが困難な状況となっていることから、2027年度末までの3年間で医療センターの病棟機能を段階的に再編、縮小し、大学病院に機能を統合する方針を決めたということです。

統合についての詳細は今後、患者や地域住民、関係機関などに丁寧に説明するとしていて、大学側は「大学病院においては、医療センターが担っていた機能のうち必要なものを継承し、人的資源および医療機器・設備を集約することで、より信頼性の高い高度かつ先進的な医療の提供を目指します」とコメントしています。

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