119キロの巨体で観客席へ　ソフトバンク同学年コンビの奮闘で連敗ストップなるか

　◇ソフトバンクvsロッテ（15日・ペイペイドーム）

　自力優勝が消滅した３連敗中のソフトバンクはスチュワートが先発した。

　初回、先頭の荻野に対しいきなり3連続ボールから四球。続く菅野の打席で荻野は盗塁を試みたものの投球前に飛び出すミス。これに慌てたスチュワートが一塁へ悪送球してピンチを招き、菅野に犠打を決められて中村奨に先制打を浴びた。

　それでも必死で立て直し、3回の守備では菅野の打球を三塁を守るリチャードが観客席へ落ちていく打球を追い189センチ、119キロの巨体を目いっぱい伸ばしてダイビングキャッチ。同じ1999年生まれの成長株に助けられチームの連敗ストップを目指したが、3回3失点で降板した。