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続く光熱費の値上げ 冬に「節ガス」のススメ きょうからできる“生活防衛策” 【福岡発】

暮らし

2022/11/17 19:23

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光熱費の値上がりが続く中、きょうからできる生活防衛です。

値上げの嵐が収まらない今年の冬は、節電に加えて、『節ガス』も必要になりそうです。

◆女性
「ガス代は上がったかなと思うんですけど。2倍まではないですけど、シャワー浴びたりしたらけっこう高くなる」

◆女性
「水道光熱費から高くなって、ガス代、水道代。同じように使っていても、生活にかかるコストは削れない。大人が我慢できるところは我慢しようかなと」

◆女性
「高齢者もかかえているので、なるべく高齢者には不自由ないように、自分たちができる分は節約している。これから寒くなるから、なおさら」

ガスや電気の使用量が増える冬を前に、消費者の頭を悩ませる光熱費の値上がり。

大手都市ガス4社は、ウクライナ情勢や円安による液化天然ガスの高騰を理由に、12月分のガス料金を値上げすると発表しました。

福岡県内に都市ガスを供給する「西部ガス」でも、去年からガス料金の値上げが続いていて、12月は379円の引き上げを予定しています。

そこで西部ガスでは、利用者の負担を少しでも減らすため、ちょっとした工夫で『節ガス』につながるポイントをホームページで公開しました。

◆西部ガス ヒナタ福岡 森本美樹さん
「よろしくお願いします」

今回は、西部ガスの森本さんに、手軽に出来る節ガス術を教えてもらいます。

まずは、キッチン編です。

◆西部ガス ヒナタ福岡 森本美樹さん
「まず始めに、こちらのお鍋に水を入れてください」

鍋やフライパンを使って料理をする時、まず気を付けたいのがー

◆リポーター
「それでは、火を付けていきます」

◆西部ガス ヒナタ福岡 森本美樹さん
「ここで節ガスポイントです。お鍋の大きさに合わせて火加減を小さくする」

なべ底から炎がはみ出ると、はみ出た分のエネルギーがムダに。

鍋の大きさに合わせた火加減にすることで、1年間で2352円の節ガスに。

◆リポーター
「ついつい早く沸くかなと思って、強火にしちゃうんですよね。気を付けます」

また、鍋にフタをして熱が逃げないようにすることで、1年間で1390円の節ガス。

さらに、給湯器の温度も重要です。

もともと40度に設定していた場合、37度に変えるだけで、1年間で2379円節約できます。

これらのポイントを実践するだけで、年間約6000円節約できます。

続いては、お風呂編です。

実は、最も光熱費に影響を与えるのが浴室だといいます。

◆リポーター
「浴室での節ガスポイントは?」
◆西部ガス ヒナタ福岡 森本美樹さん
「節ガスポイントはお風呂のフタです」

家族で順番にお風呂に入る時、先に入った人がフタをしてお湯の温度を保つことで、追い炊きをする際のエネルギーが少なくて済みます。

これだけで、1年間で5425円の節ガスになります。

◆リポーター
「お風呂のフタだけでそんなに違うんですね!」
◆西部ガス ヒナタ福岡 森本美樹さん
「必ずお風呂のフタをしていただくことがおすすめです」

またその他には、お湯の設定温度を2度下げるだけで、1年間で3554円の節ガス。

浴槽の湯量を200リットルから180リットルにするだけで、1年間で3929円の節ガスです。

お風呂でこうした節ガスを心掛けると、1年間で合計約1万3000円もガス代を抑えることができます。

◆西部ガス ヒナタ福岡 森本美樹さん
「ちょっとした工夫をすることで節ガスに繋がりますので、できるだけ無理のない範囲で行っていただければと思います」

節電に加えて『節ガス』を。

光熱費の高騰が続く今年の冬には、有効な生活防衛策になりそうです。

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