参院選2025
  1. HOME
  2. 専門学校生など19人が結核に集団感染 クラスメイトやアルバイト先の同僚の20代男女 せきやたんの症状で早めの受診呼びかけ 福岡市

専門学校生など19人が結核に集団感染 クラスメイトやアルバイト先の同僚の20代男女 せきやたんの症状で早めの受診呼びかけ 福岡市

暮らし

5時間前

福岡市の専門学校に通う生徒とそのアルバイト先の同僚の計19人が結核に集団感染したと16日、市が発表しました。

市によりますと今年1月、市内の専門学校に通う20代の女性が肺結核と診断されました。

その後、市が専門学校の生徒など93人に健診を実施したところ、これまでにクラスメイトの20代男女5人が肺結核と診断されたほか、アルバイト先の20代男性など13人が体内に結核菌を保菌していることがわかりました。

このうち1人の結核菌の遺伝子型が、最初の20代女性のものと一致したため、市は同一の感染源による集団感染と判断し、国に報告しました。

19人はいずれも治療中ですが重症ではないということです。

市は健康調査や経過観察を続けていて、現時点では感染拡大のおそれは低いとしています。

市によりますと、結核はたんの中に結核菌が出ている患者のせきやくしゃみで飛び散ったしぶきを吸い込むことで感染しますが、感染者のうち発病する人は約1割と言われています。

主な症状はせきやたん、発熱などで、せきやたんが2週間以上続く場合は結核を疑って医療機関を受診するように呼びかけています。

あなたにおすすめ

  1. HOME
  2. 専門学校生など19人が結核に集団感染 クラスメイトやアルバイト先の同僚の20代男女 せきやたんの症状で早めの受診呼びかけ 福岡市