参院選2025
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【参院選】目指せ若者の投票率アップ 学生自身が動画制作や「センキョ割」企画 ワンドリンクサービスや料金割引 福岡

政治・行政

参院選

6時間前

7月20日に投開票が行われる参議院選挙をめぐり、低迷する若者の投票率をアップさせようと、学生自身がさまざまな取り組みを進めています。



投開票日まで5日となった参議院選挙。

若者たちは投票に行くのか福岡の街でたずねると…。

Q.選挙は行く?
◆18歳大学生
「行きます。毎回行っています」

◆19歳大学生
「最近、若者が選挙に行かないみたいなことがよくニュースで言われているので、それなら若者の自分たちが行くべきなんじゃないかなと思って」

◆ 25歳会社員
「まだ行ってないです」

Q.これまで行ったことは
「ないです」

Q.理由は
「理由…ちょっと仕事で」

Q.今回の選挙が初めて?
◆18歳フリーター
「そうですね。ハガキが送られて来たのは初めてです」

Q.初めてだけど、行かない?
「行かないです。自分の一票があんまり影響しないのかなみたいな」



2022年に行われた前回の参議院選挙で県内の投票率は50%近く。

しかし世代別では10代と20代がいずれも30%台と特に低くなっています。



こうした中、先日行われたのが、選挙の啓発動画の発表会です。

出品されたのは「VOTE is VOICE」=「投票は声である」をテーマに県内の大学生や専門学校生らが制作した動画5作品です。

その1つには、図書館で過ごす2人が面倒だと言いつつも、投票に行くことを決断する様子が描かれ、選挙が日常の延長にあると感じさせる内容となっています。



この動画を制作したのは九州工業大学の学生たちです。

◆動画を制作した吉野凛太朗さん
「従来の選挙関係の動画は『日本の未来のために』とか『若者が日本を作る』と勝手に重荷を背負わされる気になるものが多く感じています。まず1日の予定の中で選挙に行くだけで、ちょっぴりいい日になるよというメッセージを映像で表現できたらいいなと思って、こちらの制作アイデアを思いつきました」

県の選挙管理委員会はこうした若者が作った啓発動画をYouTubeで配信し、若い世代が選挙について考えるきっかけとなればとしています。



一方、福岡市南区の福岡女学院大学の学生たちも若者の投票率を上げようと奮闘しています。

パソコンに向かい作業している学生たち。



何をしているのかと言うと…。

◆福岡女学院大学3年 原さくらさん
「センキョ割の活動をまとめていっています」

この大学では心理学科の授業の一環で「どうすれば若者の投票率が上がるのか」を学生自身が考え、「センキョ割」の取り組みを企画しています。



この日、学生たちは「センキョ割」に協力してくれる春日市の和菓子店にチラシを届けました。

◆富貴 松本弘樹 社長
「ありがとうございます。協力させていただきます」

この和菓子店では投票の証明書を見せると、1000円以上購入した客に店の人気商品「博多カステラ」を1つプレゼントします。



◆富貴 松本弘樹 社長
「学生たちが一生懸命選挙の投票率を上げようということでやっていたので、選挙ってとても大切なことなんだということで、一緒に協力していきたいなという思いがあり協力した」

「センキョ割」の協力店舗は春日市内で合わせて13店舗。

証明書を提示すると店舗ごとにワンドリンクサービスや料金の割引などを受けられます。




◆福岡女学院大学3年 原さくらさん
「選挙をもっと身近に感じてもらえればなと思います」

◆福岡女学院大学3年 日高千沙都さん
「(若者に)もっと『センキョ割』を知ってもらって、選挙に興味をもってもらって、この『センキョ割』の活動が広まっていったらと思う」

投票率アップに向けて奮闘する若者たち。

彼らの一票が未来の日本を変えることになるかもしれません。



若者の投票率が大きな鍵を握ることを示唆するデータがあります。

FNNが行った最新の世論調査です。

参院選の比例代表について投票先をたずねたところ、中盤情勢では1位自民党、2位立憲民主党、3位参政党、4位国民民主党、5位公明党となっています。

一方で、年代ごとに見ると自民党は50代と60代・70歳以上でトップ、参政党は30代と40代でトップ、国民民主党は「18歳から29歳」でトップとなりました。

この結果をみると、若者の投票率が選挙結果を左右する可能性もありそうです。
7月20日に投開票が行われる参議院選挙をめぐり、低迷する若者の投票率をアップさせようと、学生自身がさまざまな取り組みを進めています。
投開票日まで5日となった参議院選挙。

若者たちは投票に行くのか福岡の街でたずねると…。

Q.選挙は行く?
◆18歳大学生
「行きます。毎回行っています」

◆19歳大学生
「最近、若者が選挙に行かないみたいなことがよくニュースで言われているので、それなら若者の自分たちが行くべきなんじゃないかなと思って」

◆ 25歳会社員
「まだ行ってないです」

Q.これまで行ったことは
「ないです」

Q.理由は
「理由…ちょっと仕事で」

Q.今回の選挙が初めて?
◆18歳フリーター
「そうですね。ハガキが送られて来たのは初めてです」

Q.初めてだけど、行かない?
「行かないです。自分の一票があんまり影響しないのかなみたいな」
2022年に行われた前回の参議院選挙で県内の投票率は50%近く。

しかし世代別では10代と20代がいずれも30%台と特に低くなっています。
こうした中、先日行われたのが、選挙の啓発動画の発表会です。

出品されたのは「VOTE is VOICE」=「投票は声である」をテーマに県内の大学生や専門学校生らが制作した動画5作品です。

その1つには、図書館で過ごす2人が面倒だと言いつつも、投票に行くことを決断する様子が描かれ、選挙が日常の延長にあると感じさせる内容となっています。
この動画を制作したのは九州工業大学の学生たちです。

◆動画を制作した吉野凛太朗さん
「従来の選挙関係の動画は『日本の未来のために』とか『若者が日本を作る』と勝手に重荷を背負わされる気になるものが多く感じています。まず1日の予定の中で選挙に行くだけで、ちょっぴりいい日になるよというメッセージを映像で表現できたらいいなと思って、こちらの制作アイデアを思いつきました」

県の選挙管理委員会はこうした若者が作った啓発動画をYouTubeで配信し、若い世代が選挙について考えるきっかけとなればとしています。
一方、福岡市南区の福岡女学院大学の学生たちも若者の投票率を上げようと奮闘しています。

パソコンに向かい作業している学生たち。
何をしているのかと言うと…。

◆福岡女学院大学3年 原さくらさん
「センキョ割の活動をまとめていっています」

この大学では心理学科の授業の一環で「どうすれば若者の投票率が上がるのか」を学生自身が考え、「センキョ割」の取り組みを企画しています。
この日、学生たちは「センキョ割」に協力してくれる春日市の和菓子店にチラシを届けました。

◆富貴 松本弘樹 社長
「ありがとうございます。協力させていただきます」

この和菓子店では投票の証明書を見せると、1000円以上購入した客に店の人気商品「博多カステラ」を1つプレゼントします。
◆富貴 松本弘樹 社長
「学生たちが一生懸命選挙の投票率を上げようということでやっていたので、選挙ってとても大切なことなんだということで、一緒に協力していきたいなという思いがあり協力した」

「センキョ割」の協力店舗は春日市内で合わせて13店舗。

証明書を提示すると店舗ごとにワンドリンクサービスや料金の割引などを受けられます。

◆福岡女学院大学3年 原さくらさん
「選挙をもっと身近に感じてもらえればなと思います」

◆福岡女学院大学3年 日高千沙都さん
「(若者に)もっと『センキョ割』を知ってもらって、選挙に興味をもってもらって、この『センキョ割』の活動が広まっていったらと思う」

投票率アップに向けて奮闘する若者たち。

彼らの一票が未来の日本を変えることになるかもしれません。
若者の投票率が大きな鍵を握ることを示唆するデータがあります。

FNNが行った最新の世論調査です。

参院選の比例代表について投票先をたずねたところ、中盤情勢では1位自民党、2位立憲民主党、3位参政党、4位国民民主党、5位公明党となっています。

一方で、年代ごとに見ると自民党は50代と60代・70歳以上でトップ、参政党は30代と40代でトップ、国民民主党は「18歳から29歳」でトップとなりました。

この結果をみると、若者の投票率が選挙結果を左右する可能性もありそうです。

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