障害者が手がける「まごころアート」　個性豊かな作品を福岡市・天神で展示　レプリカのレンタルや画像データ販売も

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5時間前

障害のある人が制作したアート作品の展示が31日、福岡市・天神で始まりました。

真っ赤なイチゴのバス停に集まる笑顔の動物たち。

障害のある人が手がける芸術作品「まごころアート」の1つです。

福岡市天神の岩田屋本館の地下にある「きらめき通り地下通路」では31日、まごころアートの展示が始まりました。

福岡県は障害者の収入を増やし社会参加を促すため、まごころアートのレプリカのレンタルやデータの販売事業を行っていていて、レンタル料の3割が制作者に還元される仕組みになっています。

県によりますとレプリカのレンタルサービスでの収入はこれまでに1500万円を超え、約450万円が制作者に還元されました。

◆作品を見た人
「すてきです。皆からほめられようとかそういう気配を全然（感じない）。自分自身の心を描いてらっしゃるのかなって」

初日の31日には福岡県の服部知事が訪れ、関係者と作品について意見を交わしました。

◆服部知事
「レンタル事業を活用していただくことによってそれぞれの場所が明るく彩られ、そして障害者の皆さんたちの社会参加と収入の向上につながります。本当に皆さん方にもっと知っていただきたい」

まごころアートは個人でもレンタルすることができ、展示を主催した岩田屋三越とNTT都市開発九州支店は「この展示を通してまごころアートに関心を持つきっかけになれば」としています。

※作品レプリカのレンタルは1カ月4950円（税込み）～、作品画像のデータ販売は26400円（税込み）～。

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