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「靴底に絆創膏」効果あり…危ない路面凍結「ブラックアイスバーン」 転倒防ぐ“ペンギン歩き” 福岡

気象・災害

4時間前

寒気の影響で6日朝の福岡県内は内陸部を中心に各地で氷点下の気温となりました。

7日から再び強い寒気が流れ込み厳しい寒さとなるため、気象台は路面の凍結などに注意するよう呼びかけています。



6日朝の添田町は最低気温が氷点下2.3℃と厳しい寒さとなり、住宅の軒先にはつららが出来ていました。

この寒気の影響で福岡県内では最低気温が八女市黒木で氷点下3.5℃、朝倉市では氷点下2.3℃など、県内の半数近くの観測地点で氷点下となりました。

地元の人は…。

◆地元の人
「大変です、この雪で。2日間外に出ていません。きょう、どうしても出る予定があるので出かけます」



厳しい寒さが続く中、注意が必要なのが路面の凍結です。

◆記者リポート
「午前9時の添田町です。このように足が埋まるほど雪が積もっていて、こちら橋の上なんですが道路が凍っている場所もあります」



あちこちで見られた路面の凍結。

取材をしているとタイヤにチェーンを装着している人の姿が…。

◆チェーンを装着している人
「スタッドレスタイヤ履いてるんですけど、それでも滑るんで」

Q.道路凍結しています?
「上の方はカチカチです」

男性はスタッドレスタイヤの上に更にチェーンを装着し、できる限りの対策を取った上でゆっくりと車を走らせていました。



こうしたドライバー泣かせの路面凍結の中でも特に注意が必要なのが、凍結しているのに一見、路面がぬれているだけに見えてしまう「ブラックアイスバーン」です。



JAFが路面の状態によってブレーキを踏んでから、車が止まるまでの距離がどう変わるかを検証したところ、路面がぬれているだけだと車が停止するまで11メートル。



一方、ブラックアイスバーンの状態だと車が止まるまでに70メートルも進んでしまいます。

このブラックアイスバーンは路面が見えているだけに凍結に気が付きにくく特に夜間は注意が必要です。

そして路面凍結は車道だけにとどまらず歩道でも転倒などの事故につながる危険性があります。



◆記者リポート
「凍結した道で安全に歩くための方法を、凍ったスケートリンクの上で説明したいと思います」

転倒を防止するために重要なのは歩幅です。

北海道で路面凍結時の転倒防止などを呼びかけている専門家に話を聞くと…。

◆ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん
「なるべく小股で、ペンギンみたいに歩くと滑りづらいというふうに言われている」

どうしても凍った道を歩かなければならない時に推奨されるのは歩幅を小さく、そろそろと歩く「ペンギン歩き」。

足を路面に垂直におろし、靴の裏全体を路面につけるように歩くと滑りづらいといいます。



また、身近にある意外なものが転倒防止に威力を発揮するといいます。

◆記者リポート
「靴の裏に絆創膏をはると、滑りにくくなるそうです」

凍結した路面を歩く際の応急措置として警察も推奨しているのが絆創膏で、靴底に貼ることで地面と靴の間に摩擦を生じさせ、滑りにくくなるといいます。



◆ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん
「少しでも抵抗になるものをくっつけるといい。でこぼこが増えますし、何もない靴よりはでっぱりのところで引っかかりますので、摩擦が生まれていい」

その効果を氷の上で実際に確かめてみると…。

◆記者リポート
「歩きやすくなりました。つま先とかかとの絆創膏がしっかりと滑り止めの役割を果たしています」



また、靴に複数の輪ゴムを巻いても同様の効果が期待できるということです。

7日から再び強い寒気が流れ込むと見られる福岡県内。

やむを得ず外出する場合は、路面の凍結に十分な対策が必要となりそうです。
寒気の影響で6日朝の福岡県内は内陸部を中心に各地で氷点下の気温となりました。

7日から再び強い寒気が流れ込み厳しい寒さとなるため、気象台は路面の凍結などに注意するよう呼びかけています。
6日朝の添田町は最低気温が氷点下2.3℃と厳しい寒さとなり、住宅の軒先にはつららが出来ていました。

この寒気の影響で福岡県内では最低気温が八女市黒木で氷点下3.5℃、朝倉市では氷点下2.3℃など、県内の半数近くの観測地点で氷点下となりました。

地元の人は…。

◆地元の人
「大変です、この雪で。2日間外に出ていません。きょう、どうしても出る予定があるので出かけます」
厳しい寒さが続く中、注意が必要なのが路面の凍結です。

◆記者リポート
「午前9時の添田町です。このように足が埋まるほど雪が積もっていて、こちら橋の上なんですが道路が凍っている場所もあります」
あちこちで見られた路面の凍結。

取材をしているとタイヤにチェーンを装着している人の姿が…。

◆チェーンを装着している人
「スタッドレスタイヤ履いてるんですけど、それでも滑るんで」

Q.道路凍結しています?
「上の方はカチカチです」

男性はスタッドレスタイヤの上に更にチェーンを装着し、できる限りの対策を取った上でゆっくりと車を走らせていました。
こうしたドライバー泣かせの路面凍結の中でも特に注意が必要なのが、凍結しているのに一見、路面がぬれているだけに見えてしまう「ブラックアイスバーン」です。
JAFが路面の状態によってブレーキを踏んでから、車が止まるまでの距離がどう変わるかを検証したところ、路面がぬれているだけだと車が停止するまで11メートル。
一方、ブラックアイスバーンの状態だと車が止まるまでに70メートルも進んでしまいます。

このブラックアイスバーンは路面が見えているだけに凍結に気が付きにくく特に夜間は注意が必要です。

そして路面凍結は車道だけにとどまらず歩道でも転倒などの事故につながる危険性があります。
◆記者リポート
「凍結した道で安全に歩くための方法を、凍ったスケートリンクの上で説明したいと思います」

転倒を防止するために重要なのは歩幅です。

北海道で路面凍結時の転倒防止などを呼びかけている専門家に話を聞くと…。

◆ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん
「なるべく小股で、ペンギンみたいに歩くと滑りづらいというふうに言われている」

どうしても凍った道を歩かなければならない時に推奨されるのは歩幅を小さく、そろそろと歩く「ペンギン歩き」。

足を路面に垂直におろし、靴の裏全体を路面につけるように歩くと滑りづらいといいます。
また、身近にある意外なものが転倒防止に威力を発揮するといいます。

◆記者リポート
「靴の裏に絆創膏をはると、滑りにくくなるそうです」

凍結した路面を歩く際の応急措置として警察も推奨しているのが絆創膏で、靴底に貼ることで地面と靴の間に摩擦を生じさせ、滑りにくくなるといいます。
◆ウインターライフ推進協議会 永田泰浩さん
「少しでも抵抗になるものをくっつけるといい。でこぼこが増えますし、何もない靴よりはでっぱりのところで引っかかりますので、摩擦が生まれていい」

その効果を氷の上で実際に確かめてみると…。

◆記者リポート
「歩きやすくなりました。つま先とかかとの絆創膏がしっかりと滑り止めの役割を果たしています」
また、靴に複数の輪ゴムを巻いても同様の効果が期待できるということです。

7日から再び強い寒気が流れ込むと見られる福岡県内。

やむを得ず外出する場合は、路面の凍結に十分な対策が必要となりそうです。

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