2025/04/03 16:50
発疹と激しい痛み「帯状疱疹」ワクチンの定期接種スタート 福岡市では任意接種も独自に助成 “80歳までに3人に1人発症”
暮らし
2025/04/03 17:25
水ぼうそうウイルスが原因で80歳までに3人に1人が発症するとされる「帯状疱疹」をめぐり、今年度から国や自治体の対策が大きく進んでいます。
体に発疹とともに激しい痛みが出る帯状疱疹。
最近かかったという60代の男性に話を聞きました。
◆今年2月に帯状疱疹を経験した男性(60代)
「朝、急に、右の肋骨あたりがジクジク痛みが出てきて、薬を飲まないと痛みの取れない状況が10日以上は続きました。湿疹はまだ跡が残っていますが、かゆみぐらいに今は治まっています」
体に発疹とともに激しい痛みが出る帯状疱疹。
最近かかったという60代の男性に話を聞きました。
◆今年2月に帯状疱疹を経験した男性(60代)
「朝、急に、右の肋骨あたりがジクジク痛みが出てきて、薬を飲まないと痛みの取れない状況が10日以上は続きました。湿疹はまだ跡が残っていますが、かゆみぐらいに今は治まっています」
厚生労働省によりますと、帯状疱疹は50歳以上の人が特にかかりやすく、80歳までに3人に1人が発症するとされています。
その対策として、国では4月から65歳以上への帯状疱疹ワクチンの定期接種をスタートし、それに加えて福岡市では50歳以上の任意接種に関しても費用を半額程度助成する制度も始めました。
その対策として、国では4月から65歳以上への帯状疱疹ワクチンの定期接種をスタートし、それに加えて福岡市では50歳以上の任意接種に関しても費用を半額程度助成する制度も始めました。
市内のクリニックをのぞいてみると、さっそくワクチン接種に訪れた人が…。
◆ワクチン接種に訪れた男性(70代)
「私の妹が10年くらい前にそれ(帯状疱疹)にかかったもので。(3月)31日に福岡市から帯状疱疹(ワクチン接種)の案内が来たので、それで受けようと思って、今まで全然なかったもので、こういうのができて非常にありがたい」
◆ワクチン接種に訪れた男性(70代)
「私の妹が10年くらい前にそれ(帯状疱疹)にかかったもので。(3月)31日に福岡市から帯状疱疹(ワクチン接種)の案内が来たので、それで受けようと思って、今まで全然なかったもので、こういうのができて非常にありがたい」
◆やまもとホームクリニック 山本希治院長
「年齢的に高齢の方がなることも多いが、若い方でも強いストレスがかかったり、何かしらで体調が悪いと発症しやすい。元々ある水ぼうそうウイルスが体の中で年齢がたってから悪さをするのが帯状疱疹。小さな斑点やプツプツができて、痛みや症状が出ると帯状疱疹を疑う」
帯状疱疹がやっかいなのは症状が長引くこと。
高齢者の場合は免疫力の回復に時間がかかるため、皮膚の発疹が治まっても神経の痛みが半年にわたって続くこともあるといいます。
◆やまもとホームクリニック 山本希治院長
「帯状疱疹ワクチン投与が一番の方法。帯状疱疹が強く疑われる場合の時は、必ず医療機関で受診していただくのが一番」
福岡市では任意接種でも独自に助成
「年齢的に高齢の方がなることも多いが、若い方でも強いストレスがかかったり、何かしらで体調が悪いと発症しやすい。元々ある水ぼうそうウイルスが体の中で年齢がたってから悪さをするのが帯状疱疹。小さな斑点やプツプツができて、痛みや症状が出ると帯状疱疹を疑う」
帯状疱疹がやっかいなのは症状が長引くこと。
高齢者の場合は免疫力の回復に時間がかかるため、皮膚の発疹が治まっても神経の痛みが半年にわたって続くこともあるといいます。
◆やまもとホームクリニック 山本希治院長
「帯状疱疹ワクチン投与が一番の方法。帯状疱疹が強く疑われる場合の時は、必ず医療機関で受診していただくのが一番」
福岡市では任意接種でも独自に助成
帯状疱疹は過去に「水ぼうそう」にかかった時に体の中に潜伏していたウイルスがもう一度、活発になることで発症します。
症状は水ぶくれや神経に沿って体の左右どちらかに痛みを伴う帯状の赤い発疹が現れますが、重症化すると失明や顔面麻痺、難聴などの合併症を引き起こす恐れがあります。
国はこの4月から65歳以上に対する帯状疱疹ワクチンの定期接種を始めましたが、福岡市はそれよりも若い50歳、55歳、60歳の人を対象に独自に助成を始めました。
ワクチンは「生ワクチン」と「組み換えワクチン」の2種類があり、生ワクチンは1回の接種、組み換えワクチンは2回の接種が必要です。
自己負担額はいずれも1回あたり4900円と1万2000円となっていて、これまでの半分程度となっています。
症状は水ぶくれや神経に沿って体の左右どちらかに痛みを伴う帯状の赤い発疹が現れますが、重症化すると失明や顔面麻痺、難聴などの合併症を引き起こす恐れがあります。
国はこの4月から65歳以上に対する帯状疱疹ワクチンの定期接種を始めましたが、福岡市はそれよりも若い50歳、55歳、60歳の人を対象に独自に助成を始めました。
ワクチンは「生ワクチン」と「組み換えワクチン」の2種類があり、生ワクチンは1回の接種、組み換えワクチンは2回の接種が必要です。
自己負担額はいずれも1回あたり4900円と1万2000円となっていて、これまでの半分程度となっています。
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