「自民党政権を終わらせたい」自民党福岡県連に“赤スプレー”吹きかけか　64歳の男を現行犯逮捕　目撃者「ぐちゃぐちゃ何か書かれていた」　今月1日も被害

福岡市の自民党福岡県連の事務所に7日、スプレーのようなものが吹きかけられ、逃走していた男が建造物損壊の現行犯で逮捕されました。

博多警察署によりますと、7日午後3時半前、福岡市博多区の自民党福岡県連の関係者から「器物損壊で、駅方向に追跡中」との通報がありました。

逃走していた男がまもなく取り押さえられ、建造物損壊の現行犯で逮捕されました。

逮捕されたのは福岡市中央区の無職の男（64）です。

県連の事務所1階のガラス扉に赤いスプレーのようなものが吹きかけられたということです。

調べに対し男は「その内容に間違いありません。ドアのガラスにスプレーを噴霧したのは自民党に腹が立ち自民党政権を終わらせたいと思ったからです」と話しているということです。

現場には一時、シートが張られ、警察が状況を詳しく調べる様子がみられました。

警察によりますと、県連の事務局長が1階に降りた際にスプレー缶を所持した男を発見し敷地から出るように言ったところ、ガラスのドアがスプレーで塗られていることに気づき男を追いかけたということです。

県連では今月1日にも同様に赤いスプレーを吹きかけられる被害があり、警察は関連を調べています。

現場を目撃したという人はTNCの取材に対し「スプレーでグチャグチャなにか書かれていた　政治的なメッセージとかではないと思う」と話しました。