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【路線価】福岡は東京・沖縄に次ぎ全国3番目の上昇率 県内上昇率トップは「西鉄久留米駅前通り」 都市部の高騰で拡大するベッドタウン

暮らし

7時間前

福岡の土地の価格は一体いつまで上がり続けるのでしょうか?

7月1日、最新の路線価が発表され、今年も驚きの上昇率となっています。



相続税や贈与税の算定基準となる路線価。

7月1日に発表された福岡県内の今年の平均路線価は、前年を6パーセント上回り、東京、沖縄に次ぐ全国3番目の上昇率となりました。

◆記者リポート
「福岡県内で最も高い路線価となったのは、ワンビルの開業でさらに活気づく、天神の渡辺通りです」

県内で最も高値となったのは、45年連続となる福岡市・天神2丁目の渡辺通り。

再開発事業・天神ビッグバンの真っただ中で、前年より2.5パーセントアップとなった1平方メートルあたりのその価格は968万円です。

この価格に不動産鑑定士はー

◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「バブル期の水準までほぼ近づいた形。ちょっと調べたところ、(東京の)新橋駅前ぐらいの水準に近づいてきたんじゃないかなという風に思っております」



そんな天神まで地下鉄で7分という人気のエリアが西新です。

交通の利便性が高く、西南学院や修猷館高校など、県内有数の文教地区としてもそのブランド力は向上。

西新4丁目の明治通りでは1平方メートルあたり146万円と、前年からの上昇率は福岡市内で最も高い12.3パーセントとなりました。

◆近くの住民
「住みやすいです。商店街もあって、子育てもしやすいです」
「とにかく入れ替わりが激しいですから、お店も含めて生き残るのが大変なところなんだなと思う」



西の西新に対し、東の千早として並び称されるのが東区の千早エリア。

JRと西鉄の鉄道が通り、周囲にはタワーマンションが並ぶ千早駅前の通りでは、1平方メートルあたり79万円となりました。

そんな東区で、今後注目のエリアが…



◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「箱崎地区は、地価公示ベースで言うと、年間20%ぐらい上昇していますね」

九大跡地の再開発事業を控える箱崎地区。

最先端のIT技術を活用した住宅や商業施設が建設される予定で、いずれは千早エリアをしのぐ人気地区になる可能性を秘めているといいます。



北九州地区では、八幡西区のJR黒崎駅前で1平方メートルあたり23万5000円となり、前年に続き10パーセントを超える上昇をみせています。

◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「小倉の方も、一時期、強い上昇率が続いていたんですけど、頭打ち感というのはちょっとありますね。その代わり、黒崎・折尾。分譲マンション用地として、そちらの方に需要がシフトしているという話を聞きます」

そんな中、県内で一番の上昇率となったのが…



◆記者リポート
「久留米駅では去年、駅ビルがレイリア久留米としてリニューアルオープンしました」

西鉄久留米駅前通りは、1平方メートルあたり36万円で、上昇率は16.1%です。

去年10月の駅ビル・リニューアルオープンに加え、シャッターが目立っていた近くの商店街にもここ数年、飲食点が立て続きにオープンし、街の活気も高まっているといいます。

◆近くの住民
「マクドナルドとか、このごろで言うと、大手が結構参入している」
「(天神まで)特急で30分くらいで行けるのでいい」

◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「やはりレイリア久留米がオープンして、久留米駅には電車の駅、プラス、バスセンターもあるので、非常に人が集まる。(天神・博多への)通勤の南限であり、単価が安い」



都市部における土地の価格高騰で、ベッドタウンの拡大がみられるという福岡県。

では、いつになったらこの価格高騰が落ち着くのか聞いてみました。

◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「少なくとも今の経済状況が続く限りは、地価下落になることはないと思いますね」
Q.どのくらいのことが起きると下がる?
「一番最近の新しい事例で言うと、リーマンショックですね。あのクラスの何かが起きると、地価下落する可能性が大いにありますね、今後はですね」
Q.よほどのことがないと下がらない
「はい」



福岡県内の主な上昇エリアで特に注目は、春日市の春日原北町で、去年から13.6%アップの1平方メートルあたり50万円となりました。

都心部が高騰して、その影響で周りのベッドタウンも上がっている象徴的なケースですが、この春日原北町でちょうど今、新築マンションが販売されています。

「グランフォーレ春日原駅前レジデンス」は、西鉄の春日原駅まで徒歩3分、JRの春日駅まで徒歩7分という立地の良さが売りで、3LDK・75平方メートルの部屋が6740万円ということです。
福岡の土地の価格は一体いつまで上がり続けるのでしょうか?

7月1日、最新の路線価が発表され、今年も驚きの上昇率となっています。
相続税や贈与税の算定基準となる路線価。

7月1日に発表された福岡県内の今年の平均路線価は、前年を6パーセント上回り、東京、沖縄に次ぐ全国3番目の上昇率となりました。

◆記者リポート
「福岡県内で最も高い路線価となったのは、ワンビルの開業でさらに活気づく、天神の渡辺通りです」

県内で最も高値となったのは、45年連続となる福岡市・天神2丁目の渡辺通り。

再開発事業・天神ビッグバンの真っただ中で、前年より2.5パーセントアップとなった1平方メートルあたりのその価格は968万円です。

この価格に不動産鑑定士はー

◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「バブル期の水準までほぼ近づいた形。ちょっと調べたところ、(東京の)新橋駅前ぐらいの水準に近づいてきたんじゃないかなという風に思っております」
そんな天神まで地下鉄で7分という人気のエリアが西新です。

交通の利便性が高く、西南学院や修猷館高校など、県内有数の文教地区としてもそのブランド力は向上。

西新4丁目の明治通りでは1平方メートルあたり146万円と、前年からの上昇率は福岡市内で最も高い12.3パーセントとなりました。

◆近くの住民
「住みやすいです。商店街もあって、子育てもしやすいです」
「とにかく入れ替わりが激しいですから、お店も含めて生き残るのが大変なところなんだなと思う」
西の西新に対し、東の千早として並び称されるのが東区の千早エリア。

JRと西鉄の鉄道が通り、周囲にはタワーマンションが並ぶ千早駅前の通りでは、1平方メートルあたり79万円となりました。

そんな東区で、今後注目のエリアが…
◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「箱崎地区は、地価公示ベースで言うと、年間20%ぐらい上昇していますね」

九大跡地の再開発事業を控える箱崎地区。

最先端のIT技術を活用した住宅や商業施設が建設される予定で、いずれは千早エリアをしのぐ人気地区になる可能性を秘めているといいます。
北九州地区では、八幡西区のJR黒崎駅前で1平方メートルあたり23万5000円となり、前年に続き10パーセントを超える上昇をみせています。

◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「小倉の方も、一時期、強い上昇率が続いていたんですけど、頭打ち感というのはちょっとありますね。その代わり、黒崎・折尾。分譲マンション用地として、そちらの方に需要がシフトしているという話を聞きます」

そんな中、県内で一番の上昇率となったのが…
◆記者リポート
「久留米駅では去年、駅ビルがレイリア久留米としてリニューアルオープンしました」

西鉄久留米駅前通りは、1平方メートルあたり36万円で、上昇率は16.1%です。

去年10月の駅ビル・リニューアルオープンに加え、シャッターが目立っていた近くの商店街にもここ数年、飲食点が立て続きにオープンし、街の活気も高まっているといいます。

◆近くの住民
「マクドナルドとか、このごろで言うと、大手が結構参入している」
「(天神まで)特急で30分くらいで行けるのでいい」

◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「やはりレイリア久留米がオープンして、久留米駅には電車の駅、プラス、バスセンターもあるので、非常に人が集まる。(天神・博多への)通勤の南限であり、単価が安い」
都市部における土地の価格高騰で、ベッドタウンの拡大がみられるという福岡県。

では、いつになったらこの価格高騰が落ち着くのか聞いてみました。

◆不動産鑑定士 浅川博範さん
「少なくとも今の経済状況が続く限りは、地価下落になることはないと思いますね」
Q.どのくらいのことが起きると下がる?
「一番最近の新しい事例で言うと、リーマンショックですね。あのクラスの何かが起きると、地価下落する可能性が大いにありますね、今後はですね」
Q.よほどのことがないと下がらない
「はい」
福岡県内の主な上昇エリアで特に注目は、春日市の春日原北町で、去年から13.6%アップの1平方メートルあたり50万円となりました。

都心部が高騰して、その影響で周りのベッドタウンも上がっている象徴的なケースですが、この春日原北町でちょうど今、新築マンションが販売されています。

「グランフォーレ春日原駅前レジデンス」は、西鉄の春日原駅まで徒歩3分、JRの春日駅まで徒歩7分という立地の良さが売りで、3LDK・75平方メートルの部屋が6740万円ということです。

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