2025/06/06 16:10
急加速し猛スピードで建物に衝突…ドライブレコーダーの衝撃映像 高齢ドライバーによる事故を防ぐために重要なこと 福岡
事件・事故
2025/06/06 16:30
5日、福岡市東区で女性が車にはねられた事故で逮捕されたのは92歳の男でした。
高齢者による事故を防ぐためにできることを取材しました。
◆記者リポート(5日)
「こちらの現場では、事故を起こした車が線路内で横転してしまっています」
福岡市東区の西鉄貝塚線香椎花園前駅の近くで5日に起きた事故。
普通乗用車が女性をはねたあと線路に突っ込み、横転しました。
はねられたのは近くに住む財津千恵さん(74)で、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。
◆近隣住民
「ガシャンっていう音がすごかったんですよね。それでびっくりして夫と見に行ったら、車が横転していて人が倒れていた」
警察は、普通乗用車を運転していた福岡市城南区に住む桐島正幸容疑者(92)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。
調べに対し桐島容疑者は、「買い物を終えて自宅に帰る途中、車のスピードが出て事故を起こした」と話していて、警察は容疑を過失運転致死に切り替えて詳しく調べています。
高齢者が運転する車による事故は5月にも起きています。
◆記者リポート(5月19日)
「線路の近くで車が完全に横転していまして、警察官らが周辺に散らばったものを確認しています」
筑紫野市の西鉄天神大牟田線・朝倉街道駅近くで5月19日、74歳の女性が運転する軽乗用車が小学4年の男子児童4人の列に突っ込み、1人が足の骨を折る重傷を負いました。
現場にブレーキ痕は確認されておらず、当時女性は「踏切を越えて左折しようとしたところ、曲がりきれずに横転した」と話していました。
高齢者ドライバーによる事故は全国でも相次いでます。
これは警察が公開している高齢者が運転する車のドライブレコーダーの映像です。
駐車場から発進した後、植木を乗り越えた車が猛スピードで建物に向かい、衝突する様子が記録されています。
停車したものの、一歩間違えば歩行者と接触しかねない危険な運転でした。
原因は「アクセルとブレーキの踏み間違え」でした。
福岡県警によりますと、高齢者が第1当事者となる事故の件数は、今年4月末までの時点で1439件と去年の同じ時期と比べ減少傾向にはあるものの、依然として高い水準となっています。
高齢者による事故が相次ぐ中、免許の自主返納について街の人はどう考えているのでしょうか?
Q.運転免許の自主返納は考える?
◆80代
「まだ今のところない。買い物とか出かけるのに車がないと困る。90歳過ぎたらやめようと思っている」
◆70代
「毎日乗っています。(ニュースで)ああいう事故みると考えるけど、自分は別だとみんな思うんでしょうね。どこかでとは(返納を)考えますけど、まだちょっとしばらくは気を付けて現役で頑張ろうと思う」
◆父親が80代
「(父親が)まだ俺は大丈夫だって『大丈夫だ』というのが口癖なので、何もないうちにやめてくれたらいいなと思っている。あまり言うとケンカになってしまうので、家族だけではなかなか難しい」
免許の返納は1人1人にとって決断は簡単ではなく、家族の間でもさまざまな葛藤があるといいます。
高齢ドライバー向けの安全講習などを担当するJAFは、最も重要なポイントは「家族の気づき」だとして、家族の異変に気付いたら高齢ドライバー向けの講習会などを受講し、「今の自分の能力」を把握してもらうよう呼びかけています。
高齢者による事故を防ぐためにできることを取材しました。
◆記者リポート(5日)
「こちらの現場では、事故を起こした車が線路内で横転してしまっています」
福岡市東区の西鉄貝塚線香椎花園前駅の近くで5日に起きた事故。
普通乗用車が女性をはねたあと線路に突っ込み、横転しました。
はねられたのは近くに住む財津千恵さん(74)で、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。
◆近隣住民
「ガシャンっていう音がすごかったんですよね。それでびっくりして夫と見に行ったら、車が横転していて人が倒れていた」
警察は、普通乗用車を運転していた福岡市城南区に住む桐島正幸容疑者(92)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。
調べに対し桐島容疑者は、「買い物を終えて自宅に帰る途中、車のスピードが出て事故を起こした」と話していて、警察は容疑を過失運転致死に切り替えて詳しく調べています。
高齢者が運転する車による事故は5月にも起きています。
◆記者リポート(5月19日)
「線路の近くで車が完全に横転していまして、警察官らが周辺に散らばったものを確認しています」
筑紫野市の西鉄天神大牟田線・朝倉街道駅近くで5月19日、74歳の女性が運転する軽乗用車が小学4年の男子児童4人の列に突っ込み、1人が足の骨を折る重傷を負いました。
現場にブレーキ痕は確認されておらず、当時女性は「踏切を越えて左折しようとしたところ、曲がりきれずに横転した」と話していました。
高齢者ドライバーによる事故は全国でも相次いでます。
これは警察が公開している高齢者が運転する車のドライブレコーダーの映像です。
駐車場から発進した後、植木を乗り越えた車が猛スピードで建物に向かい、衝突する様子が記録されています。
停車したものの、一歩間違えば歩行者と接触しかねない危険な運転でした。
原因は「アクセルとブレーキの踏み間違え」でした。
福岡県警によりますと、高齢者が第1当事者となる事故の件数は、今年4月末までの時点で1439件と去年の同じ時期と比べ減少傾向にはあるものの、依然として高い水準となっています。
高齢者による事故が相次ぐ中、免許の自主返納について街の人はどう考えているのでしょうか?
Q.運転免許の自主返納は考える?
◆80代
「まだ今のところない。買い物とか出かけるのに車がないと困る。90歳過ぎたらやめようと思っている」
◆70代
「毎日乗っています。(ニュースで)ああいう事故みると考えるけど、自分は別だとみんな思うんでしょうね。どこかでとは(返納を)考えますけど、まだちょっとしばらくは気を付けて現役で頑張ろうと思う」
◆父親が80代
「(父親が)まだ俺は大丈夫だって『大丈夫だ』というのが口癖なので、何もないうちにやめてくれたらいいなと思っている。あまり言うとケンカになってしまうので、家族だけではなかなか難しい」
免許の返納は1人1人にとって決断は簡単ではなく、家族の間でもさまざまな葛藤があるといいます。
高齢ドライバー向けの安全講習などを担当するJAFは、最も重要なポイントは「家族の気づき」だとして、家族の異変に気付いたら高齢ドライバー向けの講習会などを受講し、「今の自分の能力」を把握してもらうよう呼びかけています。
5日、福岡市東区で女性が車にはねられた事故で逮捕されたのは92歳の男でした。
高齢者による事故を防ぐためにできることを取材しました。
高齢者による事故を防ぐためにできることを取材しました。
◆記者リポート(5日)
「こちらの現場では、事故を起こした車が線路内で横転してしまっています」
福岡市東区の西鉄貝塚線香椎花園前駅の近くで5日に起きた事故。
普通乗用車が女性をはねたあと線路に突っ込み、横転しました。
はねられたのは近くに住む財津千恵さん(74)で、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。
◆近隣住民
「ガシャンっていう音がすごかったんですよね。それでびっくりして夫と見に行ったら、車が横転していて人が倒れていた」
「こちらの現場では、事故を起こした車が線路内で横転してしまっています」
福岡市東区の西鉄貝塚線香椎花園前駅の近くで5日に起きた事故。
普通乗用車が女性をはねたあと線路に突っ込み、横転しました。
はねられたのは近くに住む財津千恵さん(74)で、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。
◆近隣住民
「ガシャンっていう音がすごかったんですよね。それでびっくりして夫と見に行ったら、車が横転していて人が倒れていた」
警察は、普通乗用車を運転していた福岡市城南区に住む桐島正幸容疑者(92)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。
調べに対し桐島容疑者は、「買い物を終えて自宅に帰る途中、車のスピードが出て事故を起こした」と話していて、警察は容疑を過失運転致死に切り替えて詳しく調べています。
調べに対し桐島容疑者は、「買い物を終えて自宅に帰る途中、車のスピードが出て事故を起こした」と話していて、警察は容疑を過失運転致死に切り替えて詳しく調べています。
高齢者が運転する車による事故は5月にも起きています。
◆記者リポート(5月19日)
「線路の近くで車が完全に横転していまして、警察官らが周辺に散らばったものを確認しています」
◆記者リポート(5月19日)
「線路の近くで車が完全に横転していまして、警察官らが周辺に散らばったものを確認しています」
筑紫野市の西鉄天神大牟田線・朝倉街道駅近くで5月19日、74歳の女性が運転する軽乗用車が小学4年の男子児童4人の列に突っ込み、1人が足の骨を折る重傷を負いました。
現場にブレーキ痕は確認されておらず、当時女性は「踏切を越えて左折しようとしたところ、曲がりきれずに横転した」と話していました。
高齢者ドライバーによる事故は全国でも相次いでます。
現場にブレーキ痕は確認されておらず、当時女性は「踏切を越えて左折しようとしたところ、曲がりきれずに横転した」と話していました。
高齢者ドライバーによる事故は全国でも相次いでます。
これは警察が公開している高齢者が運転する車のドライブレコーダーの映像です。
駐車場から発進した後、植木を乗り越えた車が猛スピードで建物に向かい、衝突する様子が記録されています。
停車したものの、一歩間違えば歩行者と接触しかねない危険な運転でした。
原因は「アクセルとブレーキの踏み間違え」でした。
駐車場から発進した後、植木を乗り越えた車が猛スピードで建物に向かい、衝突する様子が記録されています。
停車したものの、一歩間違えば歩行者と接触しかねない危険な運転でした。
原因は「アクセルとブレーキの踏み間違え」でした。
福岡県警によりますと、高齢者が第1当事者となる事故の件数は、今年4月末までの時点で1439件と去年の同じ時期と比べ減少傾向にはあるものの、依然として高い水準となっています。
高齢者による事故が相次ぐ中、免許の自主返納について街の人はどう考えているのでしょうか?
Q.運転免許の自主返納は考える?
◆80代
「まだ今のところない。買い物とか出かけるのに車がないと困る。90歳過ぎたらやめようと思っている」
◆70代
「毎日乗っています。(ニュースで)ああいう事故みると考えるけど、自分は別だとみんな思うんでしょうね。どこかでとは(返納を)考えますけど、まだちょっとしばらくは気を付けて現役で頑張ろうと思う」
◆父親が80代
「(父親が)まだ俺は大丈夫だって『大丈夫だ』というのが口癖なので、何もないうちにやめてくれたらいいなと思っている。あまり言うとケンカになってしまうので、家族だけではなかなか難しい」
免許の返納は1人1人にとって決断は簡単ではなく、家族の間でもさまざまな葛藤があるといいます。
Q.運転免許の自主返納は考える?
◆80代
「まだ今のところない。買い物とか出かけるのに車がないと困る。90歳過ぎたらやめようと思っている」
◆70代
「毎日乗っています。(ニュースで)ああいう事故みると考えるけど、自分は別だとみんな思うんでしょうね。どこかでとは(返納を)考えますけど、まだちょっとしばらくは気を付けて現役で頑張ろうと思う」
◆父親が80代
「(父親が)まだ俺は大丈夫だって『大丈夫だ』というのが口癖なので、何もないうちにやめてくれたらいいなと思っている。あまり言うとケンカになってしまうので、家族だけではなかなか難しい」
免許の返納は1人1人にとって決断は簡単ではなく、家族の間でもさまざまな葛藤があるといいます。
高齢ドライバー向けの安全講習などを担当するJAFは、最も重要なポイントは「家族の気づき」だとして、家族の異変に気付いたら高齢ドライバー向けの講習会などを受講し、「今の自分の能力」を把握してもらうよう呼びかけています。
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