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暑い日の水分補給の“落とし穴” 『ペットボトル症候群』に注意 熱中症予防のつもりが…熱中症に似た症状に “糖分がぶ飲み”「やめた方がいい」

暮らし

5時間前

気温の上昇とともに、気を付けたいのが熱中症予防のためのこまめな水分補給です。

スポーツドリンクの適度な摂取は熱中症予防に効果的とされていますが、注意が必要です。
街の人は…

Q.何で水分補給しますか?
◆街の人
「水、水が多いです」

「ウーロン茶」

「お茶か水」
水やお茶を飲むという声が多く聞かれた一方で、こんな声も。

◆街の人
「スポーツ飲料が多い。(子供が)甘い方が飲んでくれるので」
スポーツドリンクの適度な摂取は熱中症予防に効果的とされていますが…

これらの飲み物を飲み過ぎると血糖値が急激に上がり、喉の渇きや倦怠感などの症状を引き起こす「ペットボトル症候群」になることがあり、注意が必要です。
ペットボトル症候群の危険性や予防法などについて、医師の林裕章さんに聞きました。

Qペットボトル症候群とは?
◆林外科・内科クリニック 林裕章 理事長
「糖の入ったドリンクを飲みすぎてそれが高血糖につながって、さらに糖が入ったドリンクをたくさん飲むというのが繰り返されて、悪循環を起こすことが最終的に意識を失うということにつながる。亡くなる人もいる」

糖を一気に取ることで引き起こされるペットボトル症候群。

その症状はすでに搬送者も出ている「あの症状」に似ていると言います。

◆林外科・内科クリニック 林裕章 理事長
「喉が渇く、頭痛がしたり吐き気がしたり、熱中症の症状と似ている。区別がつきにくいこともある」

特に糖尿病予備軍の人など、膵臓機能が低下し、糖の分解が難しい人などは注意が必要だと言います。

ではペットボトル症候群にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?

◆林外科・内科クリニック 林裕章 理事長
「とにかく糖分の入った飲み物は“がぶ飲み”はやめた方がいい。水やお茶を飲むこと、さらに塩分を忘れずに」

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