2022/08/25 17:00
工藤会ナンバー2が全面否認から一転 市民襲撃4事件の一部で「指示した」と関与認める 福岡高裁
2023/09/13 10:00
4つの市民襲撃事件で殺人などの罪に問われ、1審で死刑判決を受けた「特定危険指定暴力団」五代目工藤会トップの野村悟被告(76)と無期懲役の判決を受けたナンバー2の田上不美夫被告(67)の控訴審初公判が、13日、福岡高裁で開かれました。
工藤会トップで総裁の野村悟被告(76)とナンバー2で会長の田上不美夫被告(67)の2人は、元漁協組合長射殺事件(1998年)、福岡県警元警部銃撃事件(2012年)、看護師刺傷事件(2013年)、歯科医師刺傷事件(2014年)の4つの市民襲撃事件で、殺人や組織犯罪処罰法違反などの罪に問われています。
裁判は、事件への2人の関与を示す直接的な証拠がない中、指揮命令の有無が最大の争点となっていました。
1審で、2人は事件への関与を全面的に否認しましたが、福岡地裁の足立勉裁判長は判決に39回の“推認”を用いて、野村被告が4事件に「首謀者として関与した」と認定し、野村被告に死刑、田上被告に無期懲役を言い渡しました。
その後、2人は判決を不服として控訴していました。
13日午前10時から福岡高裁で開かれた控訴審の初公判で、弁護側は1審の判決について「事実認定は直接的な証拠がない」「推認に推認を重ねた有罪はきわめて異例で不当」として無罪を主張。
また4事件のうち、看護師刺傷事件と歯科医師刺傷事件に関しては、「田上被告が指示をした」として野村被告の関与を否定しました。
一方、検察側は「事実誤認とは言えない」として争う姿勢を見せています
工藤会トップで総裁の野村悟被告(76)とナンバー2で会長の田上不美夫被告(67)の2人は、元漁協組合長射殺事件(1998年)、福岡県警元警部銃撃事件(2012年)、看護師刺傷事件(2013年)、歯科医師刺傷事件(2014年)の4つの市民襲撃事件で、殺人や組織犯罪処罰法違反などの罪に問われています。
裁判は、事件への2人の関与を示す直接的な証拠がない中、指揮命令の有無が最大の争点となっていました。
1審で、2人は事件への関与を全面的に否認しましたが、福岡地裁の足立勉裁判長は判決に39回の“推認”を用いて、野村被告が4事件に「首謀者として関与した」と認定し、野村被告に死刑、田上被告に無期懲役を言い渡しました。
その後、2人は判決を不服として控訴していました。
13日午前10時から福岡高裁で開かれた控訴審の初公判で、弁護側は1審の判決について「事実認定は直接的な証拠がない」「推認に推認を重ねた有罪はきわめて異例で不当」として無罪を主張。
また4事件のうち、看護師刺傷事件と歯科医師刺傷事件に関しては、「田上被告が指示をした」として野村被告の関与を否定しました。
一方、検察側は「事実誤認とは言えない」として争う姿勢を見せています
4つの市民襲撃事件で殺人などの罪に問われ、1審で死刑判決を受けた「特定危険指定暴力団」五代目工藤会トップの野村悟被告(76)と無期懲役の判決を受けたナンバー2の田上不美夫被告(67)の控訴審初公判が、13日、福岡高裁で開かれました。
工藤会トップで総裁の野村悟被告(76)とナンバー2で会長の田上不美夫被告(67)の2人は、元漁協組合長射殺事件(1998年)、福岡県警元警部銃撃事件(2012年)、看護師刺傷事件(2013年)、歯科医師刺傷事件(2014年)の4つの市民襲撃事件で、殺人や組織犯罪処罰法違反などの罪に問われています。
裁判は、事件への2人の関与を示す直接的な証拠がない中、指揮命令の有無が最大の争点となっていました。
1審で、2人は事件への関与を全面的に否認しましたが、福岡地裁の足立勉裁判長は判決に39回の“推認”を用いて、野村被告が4事件に「首謀者として関与した」と認定し、野村被告に死刑、田上被告に無期懲役を言い渡しました。
その後、2人は判決を不服として控訴していました。
1審で、2人は事件への関与を全面的に否認しましたが、福岡地裁の足立勉裁判長は判決に39回の“推認”を用いて、野村被告が4事件に「首謀者として関与した」と認定し、野村被告に死刑、田上被告に無期懲役を言い渡しました。
その後、2人は判決を不服として控訴していました。
13日午前10時から福岡高裁で開かれた控訴審の初公判で、弁護側は1審の判決について「事実認定は直接的な証拠がない」「推認に推認を重ねた有罪はきわめて異例で不当」として無罪を主張。
また4事件のうち、看護師刺傷事件と歯科医師刺傷事件に関しては、「田上被告が指示をした」として野村被告の関与を否定しました。
一方、検察側は「事実誤認とは言えない」として争う姿勢を見せています
また4事件のうち、看護師刺傷事件と歯科医師刺傷事件に関しては、「田上被告が指示をした」として野村被告の関与を否定しました。
一方、検察側は「事実誤認とは言えない」として争う姿勢を見せています
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