福岡地裁小倉支部に刃物男　自らの足切りつける「不当な扱いを裁判所に是正してもらいたかった」　４７歳無職の男を銃刀法違反の現行犯で逮捕　

１日午前、北九州市小倉北区の福岡地裁小倉支部に果物ナイフを持ち込み、自らの足を切りつけた男が銃刀法違反の現行犯で逮捕されました。

警察によりますと、１日午前１０時すぎ、福岡地裁小倉支部６階にある民事部の窓口を訪れた男が職員に苦情を言い、バッグから刃渡りおよそ１２・５センチの果物ナイフを取り出しました。

その後、男は持っていたナイフで自身の右足を何度も切りつけたということです。

職員からの通報で警察官が駆けつけ、銃刀法違反の現行犯で北九州市小倉北区に住む無職の４７歳の男を逮捕しました。

職員や来庁していた人にけがはありませんでした。

逮捕された男は軽傷で、警察の調べに対し「裁判所に申し立てたことが全く反映されず、不当な扱いを受けていたことを裁判所に是正してもらいたかった」などと供述しているということです。