1. HOME
  2. 【速報】“浸水隠し”の「クイーンビートル」韓国の企業に売却決まる 日韓航路で運航しないことが条件 釜山~対馬などの船舶事業営むパンスターグループに JR九州 福岡

【速報】“浸水隠し”の「クイーンビートル」韓国の企業に売却決まる 日韓航路で運航しないことが条件 釜山~対馬などの船舶事業営むパンスターグループに JR九州 福岡

交通

2025/04/17 10:20

日韓を結んでいたJR九州高速船の「クイーンビートル」が韓国の企業に売却されることになりました。

博多と韓国の釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」をめぐっては、船首部分の浸水を隠したまま運航していたことが明らかになり、JR九州は去年12月、クイーンビートルの運航再開の断念と日韓航路からの撤退を表明し、船体の売却先を探していました。

JR九州は17日、売却先が韓国・釜山の「パンスターラインドットコム」に決まったと発表しました。

JR九州によりますとパンスターラインドットコムは、釜山と対馬や大阪を結ぶ船舶事業のほか、船舶設計・エンジニアリング事業、バスなどの運送事業を営むパンスターグループの会社で、クルーズ運航などを手がけているということです。

日韓航路で運航しないことが売却の条件になっていたということで、引き渡しは5月を予定しています。

JR九州は「クイーンビートルをご愛顧くださったお客様、長年にわたりJR九州高速船の日韓航路を支えてくださった皆様に、改めて感謝を申し上げると共にクイーンビートルが新たな海で安全に運航することを願っています。JR九州グループとしてあらゆる事業分野で安全の確保に努めてまいります」とコメントしています。

浸水隠しをめぐっては、海上保安部が4月、法人としてのJR九州高速船と前社長らを全国初適用となる海上運送法の安全確保命令違反などの疑いで書類送検しています。

あなたにおすすめ

  1. HOME
  2. 【速報】“浸水隠し”の「クイーンビートル」韓国の企業に売却決まる 日韓航路で運航しないことが条件 釜山~対馬などの船舶事業営むパンスターグループに JR九州 福岡