女子中学生の首元にナイフ突きつけ「金を出せ」　住宅侵入し“強盗未遂”派遣社員の男（48）を逮捕「強盗までは考えていなかった」と否認　福岡

福岡県苅田町の住宅に侵入し、中学生の少女にナイフを突きつけ金品を奪おうとした強盗未遂などの疑いで、派遣社員の男が再逮捕されました。

再逮捕されたのは北九州市小倉南区の派遣社員、田中祥三容疑者（48）です。

行橋警察署によりますと田中容疑者は1月20日午後4時半すぎ、福岡県苅田町の女性（39）宅に侵入し、1人でいた娘の中学3年の少女（15）の首元にナイフを突きつけ「金を出せ」などと言って金品を奪おうとした疑いです。

少女が「現金はない」と言うと、田中容疑者は何も取らずに逃走したということです。

警察は女性宅周辺の防犯カメラ映像などから田中容疑者の犯行と特定しました。

調べに対し田中容疑者は「泥棒をすることは考えていたが強盗をすることまでは考えていない。女の子も脅していない。女の子にナイフを見せるようなこともしていない」などと容疑を否認しているということです。

警察は犯行の動機やナイフの入手先など詳しく調べています。

田中容疑者は福岡県内の倉庫の敷地で10代の少女に刃物のようなものを突き付け、性的暴行したなどの疑いで2月に逮捕され、その後起訴されています。