「伝説になりたかった」消火器噴霧しながら原付バイクで“暴走”など　少年（17）ら14人を書類送検　アルミホイルなどで隠す行為も　福岡

消火器の中身をまき散らしながら原付バイクで暴走するなどした疑いで、福岡市の少年（17）ら14人が書類送検されました。

少年は「伝説になりたかった」と容疑を認めています。

博多警察署によりますと福岡市南区の無職の少年（17）はおととし9月、福岡市博多区立花寺の交差点で原付バイクに2人乗りして消火器の中身をまき散らしながら暴走した上、追跡中のパトカーに向けて空になった消火器を投げつけるなどした疑いです。

原付バイクと消火器はいずれも盗まれたもので、警察はこの少年を窃盗と道路交通法違反の疑いで書類送検しました。

このほか、警察に見つからないように原付バイクを粘着テープやアルミホイルで覆ったり、福岡市西区でバイクで暴走行為をしたりしたなどの疑いで、警察は福岡県内の16歳～27歳の少年や男13人を書類送検し、捜査を終結しました。

調べに対し、消火器をまき散らしたとされる少年は容疑を認め、「大勢のギャラリーの前で暴走して伝説になりたかった」と話しています。